Home Crias in 2007 Chester Alpaca Shearing Time

アルパカの育て方

アルパカはラマより小型で、毛はより細く最高繊維・繊維の宝石として重宝されています。このアルパカは何億年も前には北アメリカにも生存していましたが、氷河期に全て南アメリカに移動。アメリカのアルパカ愛好家たちが1980年代にペルー・チリ・ボリビアから輸入。北アメリカでの飼育の歴史は10年ぐらいと浅いものの、アルパカの毛並み・血統を重視・国内産子孫を増やしに増やし現在4万8千頭が全米いたる所で、目がくりくり・ふさふさとした毛・ころころした体型の愛嬌を振舞っています。

一口に言って、アルパカは 『可愛い!!!』、誰もがその可愛さに目を細め、自分も飼ってみたいと切望することでしょう。しかし、飼うという前の段階で、、飼育の仕方に戸惑うことでしょう。そういう方たちのために、簡単にその飼育についてお伝えしたいと思います。

飼育にあたってアルパカの特徴・性格にふれてみます。アルパカは少々頑固なところがありますが、おっとり・人懐っこい性格で、人に害を加えることは全くありません。あえて”害”と言いますと、仲間どうしでの食べ物の取り合いの争い(唾の吐きあい)に巻き込まれ、唾をかけられるかもしれません。また、たまたま背後にいて、足についているゴミなどを取ってやろうとすると、蹴られることがあります。しかし、アルパカの足にはスポンジの様なパットが付いており、怪我をするような蹴り方はしません。アルパカは物静かで吠えたり叫んだりはしません。声を出すとすると、それはハミングのみで、聞き心地のいいものです。

アルパカの寿命は22−25年。健康であれば歳に関係なく生殖能力があります。メスによっては、分娩後2−3週間で妊娠を繰り返し一生妊娠、と言うことも可能です。

飼育に必要な場所: アルパカは、群集動物で狭い場所に何頭でも上手く共存します。一頭のみの個別飼育はアルパカにとって禁物。少なくとももう一頭の仲間(犬でも良い)が要ります。昼間自由にできるやや大きめの場所さえあれば、2−3頭当たり三方囲いの付いた広さ6畳ぐらいの小屋で十分。

飼育場所で注意する事: アルパカを襲い害を加える野生動物(アルパカに慣れていない犬も含め)の侵入を防ぐ金網柵が必要です。

餌:  乾草 (Grass Hay)一日の食べる量は、体重の1%強 (大人一頭平均体重75キロ−85キロ)の大体 一キロ弱ぐらい食べる。夏場は囲いのある原っぱでの放し飼いだけでも十分栄養分を取ることができる。餌のやり過ぎには注意。太りすぎのアルパカは生殖能力がなくなります。

補充食: 穀物 (麦、オーツ、コーン等のミックスされたもの) と ミネラル と 新鮮な水

日常の世話: 餌をやり、糞の始末だけで十分。アルパカは、同一場所で糞尿をしますので始末は簡単。水・ミネラルの補充確認。

年一度しなければならない事: 毛を刈る(寒さ過ぎた春)、 爪切、Fighting Teeth の処理、Deworming剤注射、予防注射。以上これらの全ては、毛を刈る時いっしょに行えばOK.

よくある異常時: 仲間との餌の取り合いで、慌てて餌を食べたりすると、喉を詰まらせることがあります。その折は(異常な咳をしますので、異常時はすぐ察しできます。)、長い首を抱え、首の左側を上から下へさすってやって下さい。ほとんどの場合それで解決しますが、それでも激咳が止まらない場合は獣医が必要になります。

その他の注意: 滅多に病気になることはありませんが、大きな目をしていますので、極度の土ぼこりは避けてやりたいですね。毛は年一度刈り採毛しますが、その毛の汚れを少なくするために絶えず清潔な環境を与えてやって下さい。アルパカの毛をブラッシングすることは禁物。

アルパカの”お風呂?”:アルパカは清潔な動物で、たえず自ら毛をきれいに保っています(少々、細かい乾草の破片などが付いていることもありますが)。時には、土・砂風呂といって、体全体土の上で転がり回ることがあります。アルパカを水で洗ったりシャンプーなどは一切しないこと。

種オスとメスのかけ合わせ: かけ合わせ時以外、成人したメスとオスは常時別々に飼うこと。メスは生後1.5年、オスは生後3年でかけ合わせ可能。かけ合わせの時期は特になくいつでも可能だが、7日置きに3回ぐらいけ合わせを試みること。 妊娠後、メスは唾を吐いたり逃げたりしてオスを拒絶します。そうなると、そのメスをオスから隔離、他のメスたちと同所で飼うこと。

妊娠期間: 妊娠後メスは11月半の妊期を経て、昼間に近い午前中に分娩します。ほとんど分娩に問題はないが、分娩後新生児のへそのうをヨードチンキで消毒をしてやること。生後6時間以内に母親のお乳を吸いますが、そうでない場合は監視、ヤギの初乳を200mlぐらいを人口哺乳する必要がある。離乳期は5ヶ月から6ヶ月。

妊娠期間で注意する事: 妊娠中のメスはのんびりさせてやること。ストレスは禁物。餌をやる時アルパカそれぞれの間隔を十分開けてやって下さい。極暑の夏には胸部にホースで軽く水をかけてやったり、足を冷やすための浅い水桶などを備えてやって下さい。ストレスが重なると流産の可能性が高くなります。

常備薬品: ヨードチンキ、Panacur (馬用内服除虫剤)、CD&T (予防接種剤)、アルパカ用目薬、アルパカ外服蚊除虫液又は軟膏、2cc注射針・注射器、ガーゼ、包帯

その他常備品: リード・ハーネス(大・中・小)、採毛用バリカン、動物用爪きり、ヤスリ又は歯形ワイヤー、 Deicer (冬、飲水の凍結を防ぐ電気製品)、ポータブル扇風機(無くてもOK)

常備参照書籍: Caring for Llamas and Alpacas,  Medicine & Surgery of South American Camelids 

 

お客様窓口:  greendogranch@msn.com  

トップへ